生理前症候群からスッキリ!脱却!産婦人科医

PMSのためになぜ珈琲を止めた方がいいのか?A

PMSのためになぜ珈琲を止めた方がいいのか?A
また別の研究では女性ホルモンへの影響について大きく
警笛を鳴らしているものもあります。
というのも、カフェインの一日300mg以上の摂取は
ホルモンのバランスを乱すとされています。
つまりカフェインが女性ホルモン(エストロゲン)の
分泌を促すこともわかっているため、過剰分泌に
繋がることはあまり宜しくないわけです。

 

ちなみにカフェインの作用というのは女性の体にも
関与することもわかっており、黄体期には心拍数が減少したり
卵胞期に血圧が上がるなどのことも研究結果として明らかに
なっているそうです。
今後PMSとカフェインについての因果関係について
さらに研究がなされることは間違いないでしょう。

 

またカフェインそのものではなく、コーヒーには依存性が
あります。あれは紅茶や緑茶にはちょっとないものですよね。
日常的に飲んでいる方の場合、多くのケースで禁断症状
(これを離脱症状と呼びます)が起きます。
本人はあまり自覚症状が無く「コーヒーが飲みたいな」と
思うだけなのですが、実は飲めばその欲求が改善されるため
依存性に気づいていないだけなのです。

 

例えて言うなら、
コーヒーを飲まないと朝が始まらない、とか
コーヒーを飲むと気分がすっきりする、とか

 

「飲まないと落ち着かない」状態になりやすいということです。
カフェインはPMSの諸症状を助長すると言われています。
これはコーヒー断ちを一気に始めるとイライラが募ったり
頭痛が止まらなかったり・・という症状が出ることで
はっきりと自覚することが出来ます。
つまりその状態は体を緊張させてしまうため、当然として
リラックスが大前提であるPMSへの対処としては対極の
体調に陥るということですね。

 

となると、コーヒーを常飲することはPMSに対してあまり
良くない傾向である飲み物だということはお分かりいただけ
ましたでしょうか。
コーヒーにはカフェインそのものプラス、その依存性が
PMSにさらに追い打ちをかけてしまうのです。